山岡

キャノンボールの山岡のレビュー・感想・評価

キャノンボール(1980年製作の映画)
2.0
アニメ『チキチキマシン猛レース』を実写化したような作品。

レース出場者同士の妨害行為や諸々のドラマは基本的に車を降りて行われるため、カーアクションとしての面白味に欠ける。

しかも、レースがスタートする前に40分弱もの長時間を使って人物紹介をしているにも関わらず、それが本当に表層的なキャラクター紹介に止まっており、キャラクターの掘り下げがなされていないためレーススタート後も各キャラクターに対する思い入れが全く湧かない。ラスト打ち上げシーンも全く心に響いてこない。

後半の乱闘シーンではジャッキーのアクションを堪能する事が出来るが、それ以外のシーンは本当にキツかった…。

本作の唯一の価値はジャッキー映画にNG集を持ち込んだ事のみと思われる。
山岡

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