今見ても古臭くなく名作でした。
正義の側も悪人側もどちらもキャラがたっていて素晴らしい。
架空の物語だと頭の片隅で分かっていたのに、俳優さん達が凄すぎて思い切り物語に引き込まれ、心をズタズタにされました。
色々考えさせられますね。
ジョン・コーフィが良かれと思ってやった事が、結局ポールにとって罰になってしまうのだから皮肉なものです。
エンドロールで、「少しくらい救いがあったっていいじゃん…」と、思わず呟いてしまいました。
正義が勝つとは限らない、これが現実。
囚人たちの犯罪歴が語られないため同情心しかわかなかったけれど、Wikipediaにしっかり載っていました。
やっぱり罪を償うべき事をしているなと印象が変わるので、映画を見ながらそっちも見たほうが良いかもしれません。
なんなら原作に興味が湧きました。
以下少しネタバレに触れます
泣き虫ぼっちゃんのパーシーにはムカつきすぎて痛い目にあえ!とずっと思っていたけど、ちょっと可哀想だった。
やった事は絶対に許せないし、ああいう奴はあそこまでしないとダメなんだろうなぁと勉強にもなったけど。
そしてデルに対して可哀想すぎる!という気持ちしかなかったけれど、犯罪歴見たらなんとも…
殺された少女たちの親族だったら、あんな酷い処刑の仕方されても「可哀想」だなんて言えないな。
あと、wiki見たらブルータス独身…!?
あんなにイイ男なのに!(」°ロ°)」