このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに再度視聴。
死刑囚収容刑務所で働くポールの元に、奇跡の力を持つ、死刑囚コーフィがやってくる。
コーフィは優しく、触った人の思いがわかったり、死後まもなくであれば復活させたり、悪い箇所を直したりすることができる。彼が死刑囚として捕まったのも、２人の少女を助けようとしたが間に合わなかったが勘違いされていた。
ポールを始めとした看守達もそれに気づき、彼の無実を晴らそうとするものの、コーフィ本人が人の醜さを見ることに疲れ、死刑を望む。
コーフィは最後に、人の優しさがあるのを知りながらも、悪があることも理解し、それを排除しきれないことを伝えているように思う。
この時代は少し前に湾岸戦争があったりと、人の愚かさを嘆き、絶えないことを感じ、それと同時にコーフィのような善もあり、皆が善となることを臨んでいるように思える。
映画としてのストーリーも面白いが、最後には、色々と考えさせられるいい映画だと思います。
