星空を見た時の笑顔
くたびれた雑草を掴み匂いを嗅いだ時の安堵感
人生、最初で最後の映画「トップハット」を観たときの光り輝く眼差し
人の醜さを嫌でも見てしまうジョンにとって
穢れのない光景は彼にとって唯一の救いだったのかもしれない。
彼の優しさや神に授かったのと思われる不思議な力を目の当たりにしたポールが最期の決断を渋る姿
無実の罪だと理解しえながらも指示を仰がれるポールの心情が胸を突き刺す
神は何故彼に力を与え、何故彼は無実の罪を背負い死ななければいけないのか
ジョンが冤罪で牢獄に入れられた事によって助かった命があって救われた自分がいて。ポール以外の看守たちの堪える表情も相まって胸が苦しくなる。
例えそれをジョンが望んでいたとしても看守たちがジョンを助けたいと願った気持ちも無念さも計り知れないはず。
三時間の長尺ですが、所々コミカルに描かれていることもあり見易かったんですが
途中の描写で目も当てられない程残酷で...スポンジのシーンは流石に痛かった...好奇心の方向がマジで頭おかしい...このシーンだけはマジで嫌でした。夢に出てきそう(´・ω・`)ウゥ