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戦火の馬のyunのネタバレレビュー・内容・結末

戦火の馬(2011年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

動物好きなこともあり、終始感情を揺さぶられて涙しながら観ていた。
動物にも人間と同じ心がある。馬の目から見える私たち人間は、社会は、戦場は、どのようなものだっただろう。

馬は、人間の食べる農作物を作る畑を耕してくれた。多くの人間を運んでくれた。戦場では大砲まで運んだ。どれだけ多くの人々のために、人々と共に、生きてくれたのだろうか。歴史に名前こそ残さないが、多くの動物達が英雄だ。

映画で描かれる少年と馬の絆、そしてその馬が出会う様々な人々との出会いと別れ、全てが一本の道のようで、素晴らしい物語。最後は巡り巡って少年と再会。どんな場所でもひたむきに頑張って生きる馬の演技に感動。無残に亡くなる人と馬も沢山いるので、残酷ではあるが、希望を感じるラストのため、温かな気持ちで見終わる事ができた。
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