ヤグ

戦火の馬のヤグのレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
3.6
『馬の眼に映る人間の愚かさ』

【あらすじ】
農村に住む少年アルバートの愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。

【感想】
戦争映画は数多くあるが、今作は馬を主人公にしているため、他の戦争映画にはない視点で楽しむことができた。しかし今作はあまりに奇跡の展開が続きすぎたため、全体的にファンタジー感があり、戦争の悲惨さはあまり感じなかった。単に感動的な映画を作りたいのであれば、戦争映画じゃなくても良いのではと感じた。
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