アランドロンの40代前半、脂の乗った時期の作品。アランドロンと言えば、文句のつけようが無いイイ男の代表的な存在です。
親友の死と残した重要書類を調査する実業家の役でしたが、なんともナチュラルなセクシーさがありながら綺麗な女性に対しても紳士的で下心が無さそうな感じがいい。人と話をした後に放つあのウィンクが決まる人はアランドロンぐらいでは⁉️あれは同性でもやられてしまうに違いない。人たらしも大概にしてほしい🥺
ストーリーは政治界や権力者達の汚職の記録文書をめぐったサスペンスに仕上がっており、全編にジャズが流れるムーディな演出。アランドロンのカーチェイス中にもジャズが流れるのは少し笑ってしまった。
少々長かったせいか全体感としては間延びした印象がありますが、アランドロンのダンディぶりとオルネラムーティがムチャ綺麗だったので見てて飽きなかった。
結構大変なことに巻き込まれてるのに、終始しれっとしてるアランドロンが見所の一つです。