はる

敦煌のはるのレビュー・感想・評価

敦煌(1988年製作の映画)
3.1
敦煌は東と西の文化が混じり、各国の品々や経典、学術書、歴史書などが集まるシルクロードの分岐点。その文化遺産を戦乱から守った趙行徳(佐藤浩市)の物語でした。

と言っても、文化遺産を命がけで守るシーンは最後の方だけで、西夏の文字に魅せられ、西夏軍の隊長と友情を築き、ウイグルの王女と恋をして、クーデターに巻き込まれ、、、
色んなエピソードが詰め込まれていたので全体が薄っぺらい印象。
西夏とウイグルの戦は壮大ではあったけど、よ~く見るとエキストラがだらけていたりして、せっかくお金かけたのにもったいない。

西夏の文化とか敦煌の石窟とか、もっと文化的なことを知りたかったな。
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