カイトウ

007/ゴールドフィンガーのカイトウのレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.7
金粉で覆われた女性が出てきた瞬間からこの作品から目を離せなくなってしまったよ
てか、いくら金が好きだからって裏切った女性を金粉まみれにするかね笑、そこから今回の敵のゴールドフィンガーのヤバさが分かるよね
アメリカの金塊を全部盗むのではなく核で汚染させることによって金塊の価値を高騰させ、自分たちの保持してる金塊でさらに稼ごうとする計画も見事だよね
てっきりゴールドフィンガーもスペクターの仲間の1人なんだろうなと思ってたら、全くスペクターとは関係してないのね
ゴールドフィンガー自身のキャラも濃いんだけど、部下の最強シルクハット野郎が1番キャラ濃いんだよな〜
あのシルクハットどういう原理なんだよ、彫刻破壊できるし人も殺せるし強すぎじゃね、そのシルクハット抜きにしても身体デカくて強そうなのにあんな突飛な飛び道具はダメよ笑

前作の『ドクターノー』とか『ロシアより愛を込めて』とかどちらかというスパイアクションよりサスペンス要素が強かった印象だったけど、今作はスパイグッズが出てきたり世界中を飛び回ったりとスパイアクション感が強くなってるよね
あとめっちゃコメディ要素も強くなってるな
あのシルクハットとか金粉まみれの女性とかよく考えたらギャグっぽいもんな、銃乱射するおばあさんとか助手席から飛んで行った奴とか散布されたガスで倒れて行く米軍とか緊迫しているはずなのにどこか笑えるだよな

いろいろと調べたら、Qから秘密兵器の話しを聞いたりとかだとか世界中を飛び回ったりだとか敵側の女性がボンドに惚れて寝返るとかの007のお決まりの要素はこの作品から始まったのね
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