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ソドムの市のemilyのレビュー・感想・評価

ソドムの市(1975年製作の映画)
3.9
ヒトラー占領の北イタリアで4人のファシストたちが権力逆手に美男美女狩りをし、あらゆる変態行為を繰り広げる物語り。

4部にわかれており、レイプにスカトロ、ゲイ、拷問など、女性の語りにあわせてあらゆる実験行為を行っていく。

構図が美しく、ナレーションの話を聞いて想像している時間は静かで美しさまで感じる。

行為そのものは卑劣なものばかりだか、しっかりエンタメとして成り立っている。見せ方も双眼鏡越しに覗き見している感じだったり、肝心なところで引の映像だったりで、そこまで苦しまずに最後まで見れると思います(グロいの苦手な人はやめといた方が無難)

人間の醜さも汚さも極限までいくと芸術になる。4人とその奴隷、中立な立場にいる人間たちの描写もしっかりあって、さまざまな角度から楽しめる作品だと思う。ラストが軽く終わる感じもいい。
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