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異人たちとの夏のNのレビュー・感想・評価

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
4.5
今半のシーン、セックスエデュケーション4のジーンとメイブのシーンを思い出しました。

親から頑張った、よくやったよという言葉をかけられることって(親でなくても自分が信頼している人や、自分よりも人生を長く生きている人に。)やはりとても大事なケアなのだなと感じる。

この映画を見てから今半のすき焼きを神格化してしまいそうです。
卵を割り肉を入れ、割り箸を割る、所作一つ一つが無性に美しい。
映画でネオンを映すと安っぽくなってしまう気がするのだけれど、この映画は何か違った。鶴太郎演じる父のバックで光るネオンは優しかったし、花やしきのネオンは煌びやかででも懐かしく、これぞネオンの本領という使われ方をしていました。
散々泣かされた後のホラー描写に泣き笑いした、もはやこの映画があたたかい家族のような映画だった。
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