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異人たちとの夏のkassyのネタバレレビュー・内容・結末

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

中年のシナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と再会する不思議な体験を描くホラードラマ。

思いもがけず、死んだはずの両親と出会える、心の準備もないし、甘えてしまいそう。何回も通ってしまう気持ち分かります。しかしながら、命を削っているとわかれば、悩んでしまいます。そしてまさかの彼女も。不思議すぎる体験は確かにホラーです。

2024年4月6日(土) 21:00~23:09
[129分] BS松竹東急
録画鑑賞

(ストーリー)
原田英雄(風間杜夫)は40歳のシナリオ・ライター。妻子と別れ、今はマンションに一人暮らしをしていた。ある日、原田は幼い頃に住んでいた浅草に出かけ、偶然、死んだはずの両親に会ってしまう。二人は原田が12歳の時に交通事故で死亡したが、なぜかその時の年齢のまま、浅草に住んでいた。原田は懐かしさのあまり、浅草の両親の家へたびたび通うようになる。一方で、原田は同じマンションに住む桂(名取裕子)という女性と、愛し合うようになっていた。彼女は、もう両親には会うなという。異人(幽霊)と近づくと、それだけ自分の体は衰弱し、死に近づくのだ。原田はようやく両親と別れる決心をし、浅草にあるすき焼き屋で親子水いらず別れの宴を開いた。暖かい両親の愛情に接し、原田が涙ながらに別れを告げると、二人の姿は消えていった。しかし、原田の衰弱は止まらない。実は、桂も異人だったのだ。男にふられ原田にもすげなくされた桂は、ずっと以前に自殺していたのだった。愛と憎しみに狂った異人は原田に迫ったが、友人・間宮の機転で原田は助けられた。その後、体調の回復した原田は両親のもとに花と線香を手向け、静かな夏の日の不思議な体験を回想するのだった。

ジャンルドラマ ホラー
製作国日本
製作年1988
公開年月日1988年9月15日
上映時間108分
製作会社松竹
配給松竹
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