何が何やらで面白さがよく分からず。
ストーリーが分かりにくかったけれど、絵画が印象的。
一つの色によって絵が大きく変わるというのをストーリーと絡ませているのは良かった。
稲野和子が、とても色気があっ…
『猟人日記』に引き続き、中平康×仲谷昇の監督主演コンビによるヤリ〇ン映画として楽しむと同時に、アートでビザールな山崎善弘による撮影の見事さを堪能。ラストは『エンゼルハート』のエレベーター地獄堕ちみた…
>>続きを読む待望のDVD化だったので期待しすぎたかな。
『猟人日記』同様の仲谷昇ムッツリスケベ劇だが、観念的で退屈な場面が多い。
親父トリオがバイラス人間体みたいな目でじっと見つめてくる長回しはアホすぎて面白か…
うーん、難解というか前衛的。回想なのか現在なのか未来なのか、はたまた妄想なのか分かりずらいシーン繋ぎをする。当然敢えてだろうが。
あとやっぱりアップのショットが多い。シネスコサイズの画面は使い方が難…
ずっと観たかった作品がやっと発売された.楽しみだったけれど、かなり期待外れ!
タイトル、映画ポスターから感じとれる未知の人間のエロティシズムを描かれているかと思っていたが、ふざけた内容だった.
口…
このレビューはネタバレを含みます
妻子がいる中年サラリーマンは女子高生、その姉とそれぞれ肉体関係を持つストーリーで始まる。
バックで流れる黛敏郎の音楽はパイプオルガンなどを使用して荘厳な雰囲気を醸し出している。
複雑でドロドロとし…
仲谷昇も稲野和子も素晴らしいいやらしさ。吉行淳之介に自分を重ね合わせたような中平と、加藤彰の脚本でもうみているこちらははやくも勝手にロマンポルノ気分。姉妹の重ね合わせや緊縛などは藤井克彦も想像させた…
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たとえば痴漢のシーンだけど、男の欲望を正当化してさらに文学的に昇華させるような表現は少々不快だった。それはただ単に昨今の規範に照らし合わせて言ってるわけではなくて、基本的にそういう表現がそもそも…
飽食の中年男が、戯れに自己問答するうちスリリングな謎掛けにはまっていくという物語で、作中には観念的なイメージが氾濫している。
中平康の静謐な感覚は、終始心地よい。
また「単なる挿入」とは異なるセック…