Shirorin

痛みのShirorinのレビュー・感想・評価

痛み(2011年製作の映画)
4.2
交通事故で家族を失い、後遺症で痛みを感じなくなったナムスンは、自分の体を痛めつけて、相手を脅して借金を取り立てる日々を送っていた。ある日、ナムスンは父の借金を抱えたドンヒョンと出会う。わずかな出血でも死に至る血友病を患いながらも明るく生きる彼女とナムスンは互いに惹かれていく…というストーリー。


痛覚や味覚を失った男と血が固まらない血友病の女の切なくて哀しいラブストーリー💗

マブリーは借金💰取りの兄貴分。
「手のひらを少し丸めて👊殴ると音は大きいが衝撃は弱い」
なんて、マブリーによる痛めつけのプレゼンは、なるほど、今後の参考になる(なるか😅❓)

ナムスンは借金を返さない相手の前で、わざとマブリーにひどく殴られ傷🩸だらけになってみせて、それにビビった相手が慌てて返済するという殴られ屋みたいなことを繰り返していた。

借金の取り立てを通して知り合った2人。
2人が少しずつ心を通わせる過程が丁寧で、惹かれ合うのが凄く自然で、ラブシーンの音楽も良くて美しかった😊

孤独で感情をなくしていたナムスンが、少しずつ幸せや喜びを知ると同時に、心の痛みを知る。

最後は、相手を想うがための2人の取る行動が切なくて心が苦しくて堪らなかった😔

展開はベタなのに、大切な人に出会って変わっていくナムスンがとても良くて心が温まる珠玉のラブストーリーになっている。

恋の痛みを知りたい方に☺️
Shirorin

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