1981年の作品ということでDVDがなくVHSでの鑑賞。家にデッキがあってよかった。
でも再三映像が乱れる上に強制停止してイライラしました。
ココ・シャネルの幼少期からデザイナーとしての成功までを彼女の恋愛を中心に描いた伝記映画。
主人公のココ・シャネル演じるマリー=フランス・ピジェがとても美しい。写真でしか見たことないけど、若い頃のシャネルを彷彿とさせる見事なエレガンスだった。
彼女の成功の鍵として男性の存在は大きく、きっかけを作ったエティエンヌと仕事をサポートしたカペルの2人がシャネルを中心に対照的に描かれています。
途中途中でシャネルが身分や出自が元でバカにされるシーンがありますが、彼女が実際に経験して、苦労したであろう事が伝わってきました。芯の強い女性でなければ確実にやっていけなかったはず。
ファッションについての部分が少ない分、彼女自身にフォーカスした伝記ドラマとして純粋に楽しめた。
ただ厩舎でセックスは意外性があった。恐るべきココ・シャネル。
シャネルがお好きな方なら、数あるシャネル映画の原点とも言える作品なので、オススメします。