このレビューはネタバレを含みます
久しぶりにダニエル&ドミニクに再会。
なんとも悪趣味過ぎて大好き。
ラストはカタルシスのかけらもなく、ストレスをぜ〜んぶ観客に背負わせる意地悪さ。劇場の後ろからデパルマがニヤニヤしながら覗いてる顔が浮かびます。
催眠の中での切り離し手術の悪夢的シーンが公開時の中学生の時からずっとトラウマです…。これって『ジェイコブズ・ラダー』の病院シーンの元なんじゃないかと思ったり。
さらには『ハッピー・デス・デイ2U』のダニエルの盲人なりすましシーンなんかはダニエルの名前も含めて丸ごとこの映画内番組『Peeping Tom』のダニエルそのまんまかと。
エンディングのチャールズ・ダーニングの様にこれからも静かにずっと貴方を見守らせてくださいな、我が愛しのデパルマ。