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悪魔のシスター
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『悪魔のシスター』に投稿された感想・評価

Funazo

Funazoの感想・評価

3.2
インパクトのあるタイトルから想像されるストーリーとは異なっていたが、サスペンスとは思えないバラエティ番組から始まるつかみや殺した時に流れるおどろおどろしい音楽など随所にデパルマ監督のこだわりが楽しめる作品だった。
horahuki

horahukiの感想・評価

3.7
欲望の独断専行!

アパートの窓越しに殺人現場を目撃するも、警察と一緒に踏み込むと死体は消えていた…😱血痕も何も残っておらず、警察にバカにされる始末。「警察マジクソだわ!」と仕方なく自分で捜査することになったパワフルな女性記者を追うデパルマ製ジャーロ。相変わらずのヒッチコックLOVEなのが可愛い😂

というか何あの番組!!男が着替えてる時に盲目の美女が更衣室に入ってきて服を脱ぎ始めた→この男は見続ける?それとも紳士的な行動をとる?みたいな『覗き屋トム』とか言うクイズ番組を映画内番組として冒頭で放送してるんだけど、アホ過ぎて笑う🤣

見る・見られるを画面分割で同時進行させるサスペンスフルな殺害シーンが面白く、窓の向こうにいる女性(主人公)に助けを求める被害者の男と、その男が死んでいくのを主人公が窓越しに目撃するのを同時に見せたり、主人公が警察を連れて部屋の中に突入しようとアタフタしてるのと、部屋の中で死体を処理するシーンをこれまた同時に見せたりと、デパルマといえば…なスプスクをこれ以上にないくらいに効果的に用いている。

覗く行為に執着するデパルマらしく、徹底的に覗くことを描いているのだけど、その覗きは着替えや向かいの部屋の殺人に留まらず、カメラのような丸型のスクリーンの眼によって過去の記憶にまで向けられる。視聴者を馬鹿にするような冒頭番組の司会者や、「気味の悪いものが人気でる」と語る記者のオッサンのように、その覗いている主体は観客であるとして嘲笑う…だけでなく、それを撮影している監督自身の趣味趣向への自虐的な自覚をもって描いている。

覗く(見る)という行為の究極的な利己性というか単独性というか、本作では誰も同じものを見ておらず、誰も互いを理解しておらず、全てがバラバラのまま物語が進行し幕を閉じる。利己的なカメラのレンズ(眼)による一方通行での前身は視野の狭窄しか生み出さず、見ているはずなのに何も見ておらず、見なければならないものが見えていない。それは結局は自己の欲望の独断専行でしかなく、覗く行為を欲望と直結させ、皮肉めいた展開を見せるのが面白いなって思った。『殺しのドレス』のような色彩対比と主観ショットを連携させるのも好きだし、抑圧と解放をそれぞれペルソナ的に託したような設定も良き♪

そんで相変わらずのジャーロ!デパルマ本人はジャーロからの影響を否定しているけれど、「覗く」と「欲望」もそうだけど、本作も否定しようのないほどにジャーロの構成要素だらけで構築されているように感じる。

本国ではフルチ『マッキラー』やマルチーノ『影なき陰獣』等々ジャーロ全盛期。同源だからあり得るといえばあり得るけれど、この後にイタリア産ジャーロとほぼイコールで接近する『殺しのドレス』を撮っていることからしても…本当に見てないの?って疑問に思うし、イタリア産ジャーロ嫌いとか、どの口が言ってんのか不思議になるレベル!😂
「ファントム・オブ・パラダイス」に続き、ブライアン・デ・パルマ監督の初期の作品を鑑賞する。

早熟・・というか背伸びをしていた自分が小学生の時に劇場で観た「殺しのドレス」に圧倒され、以降の作品は全部劇場で鑑賞するほど、ヨーロッパ映画ならフェリーニ、アメリカ映画ならデ・パルマ・・というくらいハマっていたが、何故か本作は未鑑賞。

おそらく、時代もあるだろうが、あまりにもC級ホラーっぽいタイトルと、テーマがシャム双生児であることを知って、なかなかレンタルする勇気が出なかったんだろうな。

いざ鑑賞してみて、「デ・パルマがヒッチコックの影響を多分に受けている」とよく言われる所以が一番分かりやすい作品だと思った。特に、「サイコ」と「裏窓」を思い起こすシーンが多々登場する。

シャム双生児の姉妹の一人が、もう一人と会話するシーン、ショッキングな殺人シーンを犯人と被害者の影で表現するシーン、ヒロインが怪しい隣人の様子を双眼鏡越しに監視するシーン、ど派手な音楽の使い方などなど・・。

ストーリー序盤で起こるアパートでの殺人事件。その部屋を見下ろす位置にある本作のヒロインでもあるジャーナリストが、被害者が絶命する様を窓越しに目撃するところから、なんと10分間にも及ぶ二分割画面での描写が延々と続き、片方では目撃者が警察に連絡し刑事が到着して事情報告をする様、もう片方では殺人があったアパートで死体を隠し血痕などの証拠隠滅を図る様が並行して描かれるので、デ・パルマ作品の中でも、二分割画面が最も効果的に使用されている。

「殺しのドレス」とは異なり、本作では殺人の犯人は冒頭で明白となるので、ストーリーはヒロインが探偵を雇い、殺人の証拠や死体の在処など事件の真相を追究する様子を追っていく。

クライマックスの精神病院のシークエンスは、デ・パルマファンなら一見の価値有り。最後のオチはイマイチだと思うが、もう一捻り見せようかというデ・パルマ監督ならではの遊び心だと思えば納得が行く。

タイトルやジャケ写のイメージとは違い、サイコサスペンスのジャンルに入るので、ホラーが苦手な方でも、それこそヒッチコックの「サイコ」くらいの描写ならOKという方にもお勧めできる。

にしても、こんなクセが強い役どころを演じたマーゴット・ギダーが、本作の数年後にはクリストファー・リーヴ主演版の「スーパーマン」のヒロインに抜擢されるとは、その当時は誰も思わなかったに違いない。

『悪魔のシスター』に似ている作品

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