"愛に溺れたらアーティストはお終いさ"
ウディ・アレンの映画でも個人的にかなり好きな作品。ドキュメンタリー風のストーリーテリングが珍妙。
主人公のことはイマイチ好きにはなれないし、共感もできないのに、どうしてこんなに切ない気分になるのだろうか。
ショーン・ペンは個人的に少し苦手な俳優なのだが今作での演技は最高だと思う。
スコセッシの『ニューヨーク・ニューヨーク』も天才ジャズミュージシャンの恋愛を描く作品だったが、やはりこのジャンルだとウディ・アレンの方が上手いなぁ
観た後にじんわりと余韻が残る、苦ーい恋愛・コメディ映画。