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ギター弾きの恋のBUSSANのレビュー・感想・評価

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)
4.3
恋に落ちる瞬間の描写がエグい!!


1930年代に活躍した、世界で2番目の天才ギタリスト、エメット・レイの奔放な人生と彼の恋模様をドキュメンタリー…という設定の映画(笑)

エメット・レイはあくまでも架空のギタリストですが、このモキュメンタリーの凄い所はホンマに実在してるんちゃうかと疑ってしまうところ。実際、こんなやつ居そうというか、居て欲しいという僕の願望です(笑)

主人公エメット・レイ役のショーン・ペンが安定の演技してます。ギター以外に彼の好きな事と言えば、女遊び、ビリヤード、
汽車を見ること、あと拳銃でネズミを射撃すること(笑)

だらしないし、不器用でエゴイストな男なんですが、何故か憎めない。むしろ愛おしい。

ヒロインのハッティ役に『ウォーキング・デッド』のアルファ役でお馴染みのサマンサ・モートン。にしてもこの役は両極端過ぎて、ぷっくりした頬以外には、もはや面影が殆どないんですが、やっぱり実力派やなぁ。こっちの役はめちゃくちゃ可愛いです。メシ食ってるハッティのシーン5回繰り返して見ましたわ。癒し。

男女の恋に落ちる速度の対比が凄く印象的です。特にハッティが恋に落ちる瞬間の描写は凄いなぁ、30歳手前にしてドキドキしましたわ(笑)

主人公がギタリストだけあって、サントラもめちゃくちゃええんですよ。というかウディ・アレンの映画のサントラはホンマにハズレがない気がする。

これまでウディ・アレン監督作品を全51本中、35作品鑑賞しましたが、誰が見てもTOP10には絶対入るし、個人的には5本の指に入ってもおかしくないんやないかと思います。

Filmarks始める前に鑑賞した作品も見返していきたいと思てます。
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