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昭和残侠伝 唐獅子牡丹のMiYAのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年製作の映画)
3.3
BS12にて「昭和残俠伝」5夜連続放送の第1弾。なぜいま「昭和残俠伝」なのか、なぜ1作目からやらないのか、さっぱりわかりませんが、幸いにも1作目は視聴済み。

このシリーズは「水戸黄門」の如くの様式美ドラマで、見所は義憤に燃える高倉健と池部良の斬り込みのシーンだけ。とは言え、本作はまんま「シェーン」をパクった設定が微笑ましかったですね。高倉健のシェーンはそりゃハマるでしょう。そういえば後年の「遙かなる山に呼び声」もそんな設定でした。

もっとも、肝心な斬り込みシーンは、近距離でピストルを撃つ池部良がジョン・ウィックみたいでカッコよかったのですが、わりとあっさり死ぬし、助太刀に来た弟分の津川雅彦もあっさり死ぬし、石切場という面白い舞台も活かせてないし、色々不満は多いです。
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