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昭和残侠伝 唐獅子牡丹のfilmtravelerのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年製作の映画)
4.0
②佐伯清

高倉健、三田佳子、池部良

宇都宮 石切場

健さんの弟分 津川雅彦は、左右田組親分の息子に惚れられている女と駆け落ち。それを許してもらう代わりに、同じく石材採掘請負業を営む榊組の親分を斬る事を命ぜられ殺す。
「左右田組の客分にて花田秀次郎と申します。親分さんには何の恨みもござんせんが、義理の上での勝負、お相手願います。」
「勝負は運否天賦(うんぷてんぷ)、どっちが斬られても、恨みっこなし、お願いいたします。」
3年の服役を終え戻ってくると、榊組が左右田組に酷い仕打ちを受けていることを知る。
自分が斬ってしまった親分の妻が三田佳子。子供が穂積ぺぺ。
2人に真実を告げられぬまま、榊組を何かと手助けする。
過労から三田佳子が倒れ、看病している時、遂に告白。惚れた男が夫を斬った男だったと知り、驚きと怒りと悲しみの表情を浮かべる三田佳子。
組の若い衆が、仇を討とうと躍起になっているところへ池部良が帰ってくる。