【好きなセリフ】
ガブリエル「人間はこの上ない恩恵を受けてます。一人一人が神から赦しを得たのです。殺人者も暴行犯も悔い改めさえすれば神の御胸に抱かれる。宇宙中を探してもそんな恵まれたものはいない。公平ではない。神がそれほど人間を愛するならその愛に見合わなければ。ずっと見てきましたが、恐怖に直面しないと人間の気高さは現れない。お前たちは気高いはず。」
悪魔祓いをしているジョン・コンスタンティン（キアヌ・リーブス）が天界と冥界の間に存在する人間界に悪魔が降り立とうとするのを防ぐという映画。
「パーシージャクソン」シリーズのようにポップでファンシーな宗教の描き方ではないが、このジャンルが好きな人は見ていて楽しい映画だと思った。
【好きなセリフ】で長々と書いてしまったガブリエルの言葉も的を得ていると思う。
現世での罪は悔い改めればオッケーというのはあまりにもご都合主義すぎるよね…
「タバコ」と「自殺」に焦点が当てられることが多く、見ている観客への啓蒙的なメッセージでもあるのかな？
とはいえ、こういう系の映画を見ると自分も見えないものが見えたらいいのになぁって思ってしまう。
レビューにたくさん書いてあるけど、厨二病かなw
ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア、ジャイモン・フンスーは純正な人間ではない役にとてもあっているし、みんな独特な個性を出せるのは素晴らしい。まだ、映画の公開が2005年ということもあり、若かりしシャイア・ラブーフにも注目。
