えるどら

コンスタンティンのえるどらのレビュー・感想・評価

コンスタンティン(2005年製作の映画)
3.6
オタクー!!!見てくれー!!!!

特筆すべきはカットの“強さ”。
どこを切り抜いても映えるカッコ良さと美しさがこの映画の良さよ。
ある意味日本の漫画のようだと思った。

長尺はあまりなく、短いカットで場面がコロコロ変わる。
だけど別に展開が早いというわけじゃない。
ひたすら魅力的な場面を繋げていく。キメるシーンはしっかりキメる。
キャラクターと世界観が何よりの魅力なので、ハマらん人はとことんハマらんかも?

じゃあハマる人ってどんな人??
この映画に推しを見つけられる人よ。
ジョン、アンジェラ、チャズ、ガブリエル、サタン…etc
この映画には日本のアニメや漫画にも引けを取らない魅力的でクセの強いキャラが溢れている。
加えて悪魔と天使の物語だ主人公は祓魔師という王道すぎる厨二病設定。
オタクにゃ効果抜群だぜ。

俳優たちの顔が良いのが最高よ。設定に負けてない。だから映像がキマる。

撮り方がひたすらにカッコ良いので特に深く考えなくても楽しめる。アクションシーンが多いわけではないけど印象的なシーンが多い。
ボクはガブリエル降臨シーンとサタンの笑顔が好きさ。

主人公の紹介と最初の事件の解決→本筋の事件勃発と出会い→黒幕の伏線と状況の整理→伏線回収とラスボス降臨→意外な展開で締め。
設定も王道なら構成も王道。
いい意味でありきたりなストーリー。
故にたまらんよ。だってみんな好きだろ?

同時視聴とか応援上映とかしたくなるね。
オタク集めてサイリウム握ってさ。
そんで見終わったあと、いかにこのキャラが尊くてエモくて魅力的かを語り合うのさ。
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