鯖ピザ

コンスタンティンの鯖ピザのネタバレレビュー・内容・結末

コンスタンティン(2005年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかった名作、ついに初鑑賞。
さすが名作って感じの映画でした。
不良エクソシストキアヌかっこよ!

天国と地獄の住人は、人間界に干渉してはいけない。そのルールを破ったやつらを地獄に送り返すことを生業とする男、ジョン・コンスタンティン。ある日、少女に憑いていた雑魚を祓ったジョン、いつも通りだったはずの仕事が、大きな事件へと繋がっていく。

ヘビースモーカーだわ口は悪いわ悪魔は殴るわ、とんだ不良エクソシストです。でもめちゃくちゃかっこいい。
タバコを吸うとき、ジッポライターをバチッとつけるのかっこいいね~~。トップポップかな?たぶん。

登場するキャラクターも素晴らしい。運転手兼助手のチャズ、声が聞こえるけど臆病なヘネシー神父、イカした武器を調達する武器屋ビーマン、引退した伝説の祈祷師パパ・ミッドナイト、ジョンと因縁のある悪魔バルサザール、そしてヒロインの霊感ありの女刑事イザベル。

みんないいキャラしてたけど、やっぱり大天使ガブリエルと地獄の王サタンは際立ってますね。ガブリエルを演じてたティルダ様の大天使感すごいし、天使はただ良い存在ってだけでなく、恐ろしさもあるというのを見事に表現してた。
サタンも、地獄の王やのに白スーツっていうギャップがすごい良かった。飄々としててイタズラ好きやけど、とんでもない力を持っている。笑い方もイラつき方も悪魔っぽくて最高です。
大天使ガブリエルがサタンのことをルシファーって呼んでるのが、天使時代の関係性が感じられてニヤッとしました。

ジョンが自己犠牲で神に迎えられそうになるシーンで、サタンに中指を立てたのは子供っぽい神がやったというレビューを見ました。でも僕は、普通に不良エクソシストのジョンが、サタンざまぁwって感じでやったんやと感じました。どっちでも面白いけど。

地獄とか雑魚悪魔の描写も禍々しくてとても良かったです。文句つけるとこほぼない。
ただ、きもゴキブリ虫人間が出てきて、きもきもマイナス0.4。
死の素、少し控えめに吸ってきます。
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