世界観が最高だし、はじめの惹き込みも最高だった。
この映画の状態に至るまでも色々あったんだろうな、と想像を掻き立てる設定やらキャラの強い登場人物やらが多く、続編よりは前日譚がほしくなるタイプ。
この映画特有の用語とか過去を仄めかす設定とかがはじめのうちにちょくちょく出るおかげでワクワクして観られる。
一方、説明が入る用語とか設定とかは割と綺麗に伏線回収されてしまうので、広がりがありそうに感じる世界観なのにこじんまりも感じてしまうという難しさ。
綺麗と言えば綺麗だし、想像の余地がないと言えばそうとも言える。好みの差が出そうだなぁなんて思った。
CGもクオリティが高いし、聖書等の知識がなくてもある程度は理解できるよう作られている。
なんにせよ、タバコは辞めておこうと思う映画だった。
