もうすぐハロウィンということで、
コンスタンティン!!
父親が好きな映画で、昔一緒に観たけど、寝落ちしてしまった思い出。
まず、挿入歌がカッコいい。
タバコに肺をやられた末期のエクソシスト。クールで皮肉の効いたセリフは、黒スーツに良く映える。
天国と地獄。そして狭間の人間界。
概念的な右往左往が、物語のスケールを大きくさせる。
そして、私は思い出す。というか、ピンとくる。大好きなゲームの『デビル・メイ・クライ』と似てる世界観。
ジョン・コンスタンティンとダンテ。
なら好きな訳ね。
以下、ネタバレを含みます。
まとめ方はお上手で、とてもスマート。自殺を望めば地獄に落ちる。自己犠牲は天国へと続いていく。
ただ、話のスケールが大きい割には、身内の中だけで完結しているようで、馴れ合いのような感がある。
コンスタンティンの相棒キャラが良い奴なのに、終盤、ぶっ倒れた後見向きもせずに放置されるのが悲しい。第一声は彼に掛けろよと思ったのに、もうとっくに死んだことにされてるのが寂しすぎた。
けれども、好きなシーンもあって、コンスタンティンが天国に逝きそうになるところ。中指立てながら飛び立つところは、彼らしくて素敵。
悪魔と天使。地獄と天国。介在させられる人間たちとその業は、神の意思に帰結する。
『すべては神の配剤だ。そうと分かるまでに俺は二度も死にかけた。聖書にはこうある。「神の御業は謎めいている」それが好きな者もいれば、嫌いな者もいる。』
🎵Passive / A Perfect Circle