リタ

コンスタンティンのリタのネタバレレビュー・内容・結末

コンスタンティン(2005年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

キアヌかっこいい。すべすべしてる。
DCコミックのキャラクターなんだね。

細身の黒スーツに
タバコとゴールドのメリケンサックはなかなかいい


厨二は見ろって事だったので見たけど
案外ハマらなかった

というか私に理解力がないのか説明不足なのか
疑問が沢山残った。

あと胸焼けする程恥ずかしい世界を期待したけど
割とスタイリッシュにあっさり仕上げた印象。

真っ直ぐ目を見て「神は子供だ、何も考えてない」
みたいなキャー!恥ずかしいー!ってセリフ
もっと欲しかった。笑



主人公は、
無駄と言われつつどうしても地獄に行きたく無いので
ちまちま点数稼ぎをしてるケチなエクソシスト。
ガブリエルから自己中呼ばわりされている様子。

けど、アシスタントにはそこそこ気を遣ってるし
アル中神父や美人姉妹には協力してあげるし

関わった人パタパタ死んでいったら
また助けられなかった…みたいな罪悪感も見せて
並の道徳観はある人間に思えたんだけどな。

動機はどうあれ人助けに尽力してるし。

なのにいくら更生しても足りんのね。
自殺も未遂なんだから見逃してくれてもいいのに
キリスト教は厳しいな。


そんな地獄行き予定のコンスタンティン
何故突然自己犠牲の心がきちんと芽生えたのか
よく分かんなかった。
恋ってこと?

ガブリエルがそう仕組んだようには見えない。
なんかもうお腹の子に夢中だったし。

ゲームとか言ってたから
自殺チャラにして天国に連れて行きたい神様の策略か
なんでそこまで。

そもそも、どうしてコンスタンティンは
ルシファーに一目置かれているのか。

エクソシストなんて沢山いそうなのに
何故コンスタンティンが取り立てて嫌いなの。



コンスタンティンがもっともっと無敵で
分かりやすく自分に酔ってるクズなら良かった。

神様や悪魔に取り合いされるほど無敵なら
ゲームの重要なコマになるのもまだ分かる。

しかしコンスタンティンは余裕がなくて小物に見えた


クズ全開なら潔癖なガブリエルに軽蔑されてても自然だし
自己犠牲なんて考えなさそうだから
ラストにサプライズがある

でもコンスタンティン結構普通の人なので
ガブリエル心狭いな、とか
地獄行き覚悟もまあしゃーないね、
とかなっちゃって展開にノれない



ジョン・ウィックの方がワクワクしたし好きかな…

悪役のキャラクターがコテコテだし

主人公は無敵だが
猛烈な怒りに支配されてて無謀なことばっかりする
応援したくなる人間臭さ

絶対ヘッドショットかますアクションはカッコ良い
なのにラストで素手喧嘩になって笑えたし

殺し屋コミュニティは陰キャの憧れ全開


見てて楽しかった。
映画自体の派手派手しさが
無機質なキアヌにぴったりだった。



あと大変個人的に
映画コンスタンティンの嫌なところは虫。
折角の見せ場なのに直視できない笑



ルシファーがコンスタンティン生き返らせて
続編ありそうな感じなのに無いのは残念。
コンスタンティンキアヌの見た目は好き。


ティルダは位の高そうな天使が似合うなぁ

何故ガブリエルが黒幕だったのかな
ガブリエルってそういう、
思い込み激しい暴走キャラという設定あるのかな

と思ったらwikiによると彼女、
大天使ガブリエルとは違うらしい。

だってハーフブリードだから。
…?別人?なのに何故同じ名前にした。


あとトランスフォーマーの彼は
最後なんで天使になったの。

人間が天使になることってあるのかな
ならその時の基準ってどう決められてるの?
じゃなくて元々人間じゃなかった?


剣は人間が持ってていいのかな
牛あんな殺害するほど危険なのに。
…剣じゃなくて槍か。
槍ってもっと大きいイメージだわ

槍とかアシスタントとか武器商人とか神父とか
ストーリーに重要だったかな、要らん気した

分かんないことだらけだった。
元ネタ(聖書)知ってれば楽しめたかな?
リタ

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