エレキング

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらのエレキングのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

●ストーリー
気のいいヤツらが殺人鬼?スプラッターおバカコメディー!親友同士のタッカーとデイルは、念願の別荘を手に入れ、休暇を自分たちの山小屋で過ごそうと森へやって来た。しかし2人は、同じ時にキャンプに来た生意気な名門私立の大学生グループに、人里離れた山に暮らす殺人鬼だと勘違いされてしまい……。

Rotten Tomatoesによると、批評家の一致した見解は「最高のホラー/コメディらしく、『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、その中心となるクレイジーなジョークから、いくつもの途方もない恐怖と笑い、そして驚くべきことにハートを引き出している」であり、113件の評論のうち高評価は85%にあたる96件で、平均して10点満点中6.89点を得ている。

●キャスト
デイル: タイラー・ラビン - 劣等感の塊のおデブ。気は優しくて力持ち。
タッカー: アラン・テュディック - デイルの親友。デイルをいつも励ます。
アリソン: カトリーナ・ボウデン - 真面目な女子大生。
チャド: ジェシー・モス - リーダー格。アリソンに言い寄る。
保安官: フィリップ・グレンジャー
ジェイソン: ブランドン・マクラレン
ナオミ: クリスティ・ラング
クロエ: シャーラン・シモンズ

●感想
B級ホラー映画によく見られるような、素人くさい下手な演技が、この作品にはありません。
主役のデイル役のタイラー・ラビン、タッカー役のアラン・テュディック、アリソン役のカトリーナ・ボウデンはいずれも様々な映画やドラマに出演していて、確かな演技力があります。
演技力のある役者が、おバカ映画を真面目に演じているから面白いわけです。
脚本もよく出来ていて、こういうホラー映画によくありがちな、ご都合主義的展開がありません。
風刺の効いたギャグが冴え、物語の伏線もよく出来ています。またゴア描写も手を抜いていません。
とても面白かったです。
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