たーぼー

わたしは目撃者のたーぼーのレビュー・感想・評価

わたしは目撃者(1970年製作の映画)
5.0
モリコーネのスコアが堪らなく良い物悲しいスコアが流れる中孫と
アルファベットの綴り遊びをしている盲目の祖父
外に出かける時も孫が目になり誘導してる様は微笑ましい
そん中ある研究所で殺人事件が起き目撃ならぬ耳撃
そこに居合わせた刑事と協力し真犯人を追う
アルジェントのジャーロにしては
静かな展開
静かなる空気の中また殺人事件が起きていく
このタッチがめちゃくちゃ良い
動物三部作の4匹の蝿
水晶の羽を持つ鳥
そして九尾の猫
でも九尾の猫って出てきたかな?
他は犯人探しのヒントにはなってるけど

アルジェントらしいシーンは駅のシーンホームで待っている重要参考人が誰かに背中を押され線路に落ちホームに入ってきた電気機関車に轢かれるシーン
もろドアップで顔がひん曲がる
あれはインパクト大
それ以外はほんと淡々とストーリーが流れる
歓びの毒牙
4匹の蝿の方がアルジェントジャーロっぽい
サスペリア2も心霊ものかと思いつつ蓋を開けたら立派なジャーロ
祖父が持っている杖がいきなり座頭市になるとは思わなかった
何度も見ているアルジェントの初期の名作