当時劇場で鑑賞したことを懐かしく思い出しつつ。
入場特典がセル画の栞だったんだけど、エピソード2、最臭兵器の何気ないシーンで、ちょっと残念だった思い出です。できれば「彼女の想いで」が良かったなぁと、当時思ったんだよね。
さて、記憶に残っているシーンは最臭兵器のオチのみ！忘れ去ることのできる能力って大事ですよね。じゃなきゃ生きていけません。
エピソード１「彼女の想いで」
帰還しようとしている宇宙船（名前がまさかのCORONA）が謎の救難信号を受信して‥‥というあるあるなシチュエーションですが、日本らしいなんとも言えないホラー感があります。しつこい人は嫌われるよ。
エピソード２「最臭兵器」
一番分かりやすいお話。所長のサンプルの保管の仕方が雑すぎて笑う。実は相手方の攻撃を避けることができるというのが一番のびっくり発明。一体どうやって？？？
エピソード３「大砲の街」
当時も今ひとつハマらなかったラストエピソード。でも、あれから20数年経って、一番いろんなことを考えることができる作品だなと思いました。例えば、仕事をする意義とか。何があっても日常は続く、ということとか。子どもにとって何が必要か、とか。ちゃんと物事を見極めてるかな、わたし、なんて考えたりもして。
あらためて、日本のアニメーションの質の高さを実感しました。特に最臭兵器のラスト近く、トンネルのシーン。風力を感じる秀逸な作画でした。さすが！
