矢野竜子

MEMORIESの矢野竜子のレビュー・感想・評価

MEMORIES(1995年製作の映画)
3.9
学生の時以来見た。劇場では初めて。
セルとデジタルの程よい馴染み具合が絶妙で
スチームボーイがデジタルデジタルしてたのが
気になったのを思い出した。
大友克洋はやっぱりデジタルだと
どうにも雰囲気が出ないような。
1作目はかなりちゃんとホラーしていてビビる。
栄光と没落のグロテスクな対比。
最終的なオチのつけ方も上手いし
80分ぐらいの長編で見てみたかった。
3作目は何度見ても日本のアニメとは思えない。
背景とキャラクターが
同じレイヤーで表現されている衝撃。
大友克洋はやはり超人。
石野卓球の時代感じる音含めて
メモリーズって感じで
トータル、パッケージとして素晴らしい。