のんchan

恋愛日記ののんchanのレビュー・感想・評価

恋愛日記(1977年製作の映画)
3.8
またまたトリュフォー💕です😄

ジャケ写のような美しい女性の脚だけのupが沢山映ります。
主人公ベルトランが言うのです
『女性の脚は美しくバランス良く、地球を測るコンパスだ❗️』

トリュフォーは自伝的な作品が多いので、観始めていくうちに心の中で「えっ?これもトリュフォー自身の話なの?」とちょっとキモ過ぎて困ってしまう男が主役なんですが💦
これはトリュフォーじゃなく、モデルがいました😌
フランスの画商、編集者のアンリ=ピエール・ロシェで、74歳から、自身の恋愛体験を基にした自伝的小説を2冊発表している。2作ともトリュフォーが映画化『突然炎のごとく』『恋のエチュード』しているが、この作品はロシェが女性遍歴をビッシリと綴った手帖をトリュフォーに遺していて、それを基に映画化したものだった。


冒頭はモンペリエの墓地で男の葬儀が始まるところから。そこに集まって来るのはなんと女性Only。
土を掘りそこに柩で横たわった時、ベルトランが何よりも見たい光景(周りは好きな女たちの大好きな脚がずらーっと囲んでいるわけで)なはずだと始まる...

沢山のタイプの違う女性と出会い後腐れのない関係を重ねる男。
失礼ながらイケメンでもなく、(知らない俳優だけど、笑顔もなく魅力的とは思えず)しかし、何故か?女性たちから嫌われない。

亡くなり方が😲
女性の脚に見惚れていて車に轢かれてしまい病院へ。意識も朦朧の中、看護師の脚に触りたく手を伸ばして....本望なのかしらね?


これは女性からしたら、ただただキモイおっさんの話だけど、トリュフォーが作ると、なんか許せてしまう感じがあるんだよね〜🤔
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