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『恋愛日記』に投稿された感想・評価

のんchan

のんchanの感想・評価

3.8
またまたトリュフォー💕です😄

ジャケ写のような美しい女性の脚だけのupが沢山映ります。
主人公ベルトランが言うのです
『女性の脚は美しくバランス良く、地球を測るコンパスだ❗️』

トリュフォーは自伝的な作品が多いので、観始めていくうちに心の中で「えっ?これもトリュフォー自身の話なの?」とちょっとキモ過ぎて困ってしまう男が主役なんですが💦
これはトリュフォーじゃなく、モデルがいました😌
フランスの画商、編集者のアンリ=ピエール・ロシェで、74歳から、自身の恋愛体験を基にした自伝的小説を2冊発表している。2作ともトリュフォーが映画化『突然炎のごとく』『恋のエチュード』しているが、この作品はロシェが女性遍歴をビッシリと綴った手帖をトリュフォーに遺していて、それを基に映画化したものだった。


冒頭はモンペリエの墓地で男の葬儀が始まるところから。そこに集まって来るのはなんと女性Only。
土を掘りそこに柩で横たわった時、ベルトランが何よりも見たい光景(周りは好きな女たちの大好きな脚がずらーっと囲んでいるわけで)なはずだと始まる...

沢山のタイプの違う女性と出会い後腐れのない関係を重ねる男。
失礼ながらイケメンでもなく、(知らない俳優だけど、笑顔もなく魅力的とは思えず)しかし、何故か?女性たちから嫌われない。

亡くなり方が😲
女性の脚に見惚れていて車に轢かれてしまい病院へ。意識も朦朧の中、看護師の脚に触りたく手を伸ばして....本望なのかしらね?


これは女性からしたら、ただただキモイおっさんの話だけど、トリュフォーが作ると、なんか許せてしまう感じがあるんだよね〜🤔
「赤ん坊は、私です」「愛撫する資格をください」「女の脚は美しくバランス良く地球を測るコンパスである」等、変態映画史に残る迷言を残した男の変態日記は、フランス文学界の色魔王ことアンリ=ピエール・ロシェの私生活を記した凶悪な手帖に基づいている…はずなのだが…

この女に対する異常なアグレッシブさの源は、かつて母の淫らな美しさから受けた目覚めにあり(あれ?)、その性癖を活かした作家気質は少年期に読み耽ったという書物に還り(……!)、現在では流体力学研究所で気流の研究をしながら、なぜか船の模型を水に浮かべる謎の実験もしている。つまりドワネルである。さらに夫殺しで牢獄に入る破天荒女のデルフィーヌは『私のように美しい娘』のカミーユを想起させるし、看護師の美脚にしがみつこうとして死ぬ脚フェチ男の滑稽な姿は、『ピアニストを撃て』でオフクロを即死させたギャングが話す父親の死に様ともダブる。

女と本に対するトリュフォーのフェティッシュな愛、そのフィルモグラフィと、ロシェの手帖を融合させた(というよりも利用した)ような非常にウケる作品。



以下『突然炎のごとく』(原作ロシェ)公開時のインタビューにおけるジャンヌ・モローの証言(訳 山田宏一)

「アンリ=ピエール・ロシェは生涯に数えきれないほどの女性と関係を持った人で、その愛の記録を克明に記していました。その手帖をフランソワ(トリュフォー)は買い取って、一時、出版するつもりで、秘書を雇いタイプさせていました。しかし、半年後にはその秘書がノイローゼになった。二人目の秘書を雇ったけれども、やはり半年後にはノイローゼになった。三人目も同じでした。私も少し読ませてもらったことがあるのですが、アンリ=ピエール・ロシェの手帖は、女、女、女の記録なのです。彼の小説では女が美しく魅力的に描かれていますが、手帖は別です。女はまるでセックスだけのモノ、魅力的なモノ扱いです。そうした女との関係の記録の連続をタイプしていたら、どんな女だって神経がおかしくなるでしょう。その手帖は吐き気を催すくらい凄まじいものです」
菩薩

菩薩の感想・評価

4.0
本作の主人公であるベルトランのモデルは『突然炎のごとく』及び『恋のエチュード』の原作者であるロシェであるとの事だが、トリュフォーの作品を順繰りに観てきた今となっては、これが彼の個人的な欲求(主に性的な)に基づいているであろう事は容易に想像出来る。トリュフォーの脚フェチ及びおぱーいに対する執着はこれまでも強く表明されているし、ロシェを隠れ蓑にして己の素直な欲求を満たしている様な気がしてならない、前作の感動を返して欲しい(嘘)。ベルトランがもし現代に生きていれば、その手には24時間体制でスマホが握られ、その画像フォルダには隠し撮りしたであろう美脚写真が並び、彼のSNSには毎日の様にその写真が投稿され多くのいいね!を獲得した後通報され垢BANされるであろうが、時代が時代とあってただ脳裏に焼き付けるだけで止まっているのはせめてもの救いと言えよう(炎上しろ)。僅か9歳の少女にまで声を掛ける場面は遂に行き着くとこまで行き着いたかと思ったが事なきを得て本当に良かった、ただ別れ際に8年後の彼女にロックオンしてる辺りやっぱ本気でやべぇ変なおじさんだった。MVPはやはり公共の場でないとSEXが出来ないデルフィーヌであろうか、そのしつこさと言ったらディフェンスに定評のある池上を遥かに凌ぐ。軽蔑するのは簡単だが、ここまで己の下半身及び女性に対し忠実であった彼を何処かで尊敬もしてしまう、少なくとも彼が悪人で無いことは冒頭及びラストの埋葬シーンで証明されている。美しき脚ばかりを追い求め、それ故に命を落とした彼の棺に大粒の涙と惜別の思いを込めて土を掛ける多くの女性達。今死んだところで誰の一人も葬式に来ないであろう自分からすれば羨ましい限りだし、誰にも迷惑をかけない様にと永代供養墓の購入を本格的に検討し始めたところである。ちなみに本作には「ゲームの規則」が台詞で出て来る。

「女の脚は地上を自由に歩くコンパス。そこにこそ平衡と調和の世界がある。」

ちょっと何言ってるか分からない。

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