Stroszek

独立愚連隊のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

独立愚連隊(1959年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

1959東宝。面白かった!大陸を舞台としているからか、寝転がる主人公の向こうに広がる丘陵など、邦画には稀に見る壮大な空間の使い方。太平洋戦争末期、北支戦線の山岳地帯を舞台とする戦争アクション活劇。荒野の風の音、手や拳銃のアップ、決闘シーンの立ち方など西部劇タッチ。ギョロ目で口が大きく白い歯が爽やかな佐藤允の快活さが魅力(事件が解決したあとに、「何となく片付いたわ」というチャラさ!)。認識標(ドッグタグ)、サイドカーといった道具類は、日本軍を扱ったほかの戦争映画ではあまり観ない気がするので、得した気分に。
Stroszek

Stroszek