“愛の都”ヴェローナ。
バレンタインデーには、スターバックスのオリジナル・ブレンド・コーヒー”カフェ ヴェローナ”のほろ苦さが恋しくなる。
以前はバレンタインの時期のみだったが、現在は通年販売されている。
スターバックス・ダークローストと呼ばれる深煎り。チョコレートとの相性を考えて、苦味が強いのが特徴。
「50年前の手紙に返事を書いたの」
“ジュリエットの秘書”は実在する。
物語はごくシンプル。
ゲイリー・ウィニック監督の十八番、軽いタッチのラブストーリー。
彼は49歳で夭逝している。
今作が遺作となる。
クレア・スミス役ヴァネッサ・レッドグレイヴ。
ロレンツォ・バルトリーニ役フランコ・ネロ。
2人は現実世界でも夫婦。
舞台となるヴェローナの魅力は、シェイクスピア戯曲『ロミオとジュリエット』や『ヴェローナの二紳士』の舞台だけでない。
映画で描かれているように、中世の町並みがよく残っている。
街の中心部には古代ローマ時代の円形競技場跡があり、街の象徴となっている。
2000年「ヴェローナ市街」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
プロフィールにも書いたが、映画のロケ地目当ての旅行がライフワーク。
「死ぬまでに行きたい土地」リストに、ヴェローナな加わったのは、言うまでもない。
テイラー・スイフト”Love Story”を聴きながら、彼の地にある、”バルコニーの下”に立ちたい。
「真実の愛に賞味期限はない」