てつこてつ

サプライズのてつこてつのレビュー・感想・評価

サプライズ(2002年製作の映画)
2.8
今やホン・サンス監督のマドンナ役として定着した感があるキム・ミニは、韓国の女優さんの中では一番好きだし、シン・ハギュンも好きな韓国俳優の5本の指には入る存在。

それだけの理由でレンタルしたのだが、嬉しい発見が・・。何と、「パラサイト」のイ・ソンギュンまでかなり重要な役どころで出演しているのを、最初の空港のシーンで発見!!まさに、個人的にも「サプライズ」・・。なるほど、「火車 HELPLESS」以前に、キム・ミニとイ・ソンギュンは既に共演していたのだな。

2002年製作ということで、3人とも実に若くて初々しい。特に、今では演技派俳優として確固たる地位を築き上げたシン・ハギュンがこのような軽いタッチのラブコメに出ているのは本当に珍しいので、そこは新鮮。

が、ストーリーとしては、タイトル通りにエンディングにビッグサプライズは待ち受けているものの、ただただひたすらに退屈なラブコメで途中で何度も挫折しそうになってしまった。モトローラ社製のガラケーが、ただただ懐かしい。

シン・ハギュン、キム・ミニ、イ・ソンギュン、そして作品のヒロイン役となるイ・ヨウォンのファン以外の方には、余程の韓国映画ファンでない限りあまりお勧めできない・・。
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