高野順

恐怖のメロディの高野順のレビュー・感想・評価

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)
3.5
 突如挟み込まれるフェスシーン、後年の「15時17分、パリ行き」を思わせる。ああいう映像が撮れる監督って他にいるのだろうか。
 凄みの割にスコアが低いのは少し納得いかないサスペンス演出が引っかかったのと、単に苦手だから。若干違うがフィンチャーの「ゴーンガール」も似たような理由で凄い良い映画なのだが苦手。ヒステリックで狂気的な女が美しかったためしがない。主演女優が映っているシーン全てが息苦しい。それもこの映画の狙いでありそれが演出できているのであれば高く評価すべきなんだけど。イーストウッドのすっとぼけ色男感と女のギャグのような死に方は好きです😆
高野順

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