あほな王子さまは好きになれんが、衣装はいいぞ。
「白雪姫」ってモチーフにしやすいんでしょうね。
ここ10年くらいでも『スノーホワイト』とかあるし、古いところでは1941年の『教授と美女』も「白雪姫と七人の小人」を元ネタにしているとか。
そして最も有名なのがディズニーの『白雪姫』で、もうこちらの方がグリム童話を凌駕しちゃってる感じです。
本作もグリム童話の『白雪姫』よりもディズニーの『白雪姫』のイメージのほうが強いコメディ・ファンタジーでした。
白雪姫を演じた役者さんは可愛らしかったけれども、眉毛の濃さに、最初はついていけませんでした。
悪い女王を演じたのは大女優のジュリア・ロバーツ。
主役はこちらのようですね。
とはいえ、変に悪い女王を持ち上げた内容にはしないで、ほぼ原作の価値観を保っていたのは良かったと思いました。
全体にコメディ色が強かったので、気楽に見ることができました。
全編の配色が良く、衣装も見ごたえがありました。
アホの王子様が白雪姫に愛されるってのはちょっと納得いきませんでしたけどね。
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