童話を現代劇にというのがちょっとしたブームなのか。
「スノー・ホワイト」に続いて、白雪姫ものでは同じ年に2作目の映画化。
鏡の女王が育ててきた白雪姫は日に日に美しくなっていく。
それが気に喰わない女王は、王子様がやって来たのを機に城から追い出すことに。
追われた白雪姫が森で出会ったのは7人の小人であった。
もちろんオリジナルとはだいぶ違う演出になっており、これは監督がターセム・シンなのも影響しているだろう。
衣裳や外観も含めてカラフルな景色には見とれそうだ。
だがしかし物語はかなり微妙である。
小人が最初は悪党として登場したりだとか、毒りんごの使われ方なども随分あっさりした印象を受ける。
ジュリア・ロバーツの悪女も面白くないし、リリー・コリンズは眉の太さが気になってしょうがない(笑)
ラストは唖然とする展開になっているが、ターセムがインド出身ということでやってみたのだろう。