カズザク17

探偵はBARにいるのカズザク17のレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)
3.5
映画・原作共に、前から気にはなっていたのだが、なかなか観る・読む機会がなく、今日ようやく初めて映画を…。
どちらかと言えば、表ではなく裏社会の便利屋・何でも屋の主人公の探偵。正体不明の依頼者、しかも依頼目的もハッキリしない。この依頼者が出す依頼は、話す・聞く・呼び出す・確認する等簡単なモノばかりだが、必ず災難が付きまとう。最後の依頼も、待つ…数日間待たなければならないから、気力と根気は必要だけど、内容的にはそれほど難しくない。「話す・聞く・呼び出す・確認する」の依頼目的と、「待つ」の依頼目的がハッキリすると、物語の全体像がハッキリする。ハッキリとした時には、既に時遅し…悲劇の終幕を迎える。