たつ

去年の夏 突然にのたつのレビュー・感想・評価

去年の夏 突然に(1959年製作の映画)
4.4
面白い会話劇サスペンス。去年の夏に旅行中に亡くなった男、彼の母は同行していた妻に怒りを覚える。所謂「信頼できない語り手」映画なんだけど、単純では無い。妻の記憶が一部分失っているけど何か真実を知ってる。

母の妻への嫉妬や亡くなった息子との関係が暗に示すのが上手。

すごい不謹慎かもしれませんが、精神病院のシーンすごい怖い。『ショック集団』もそうなのだが、無機質な笑いだったり下世話な目玉だったり怖かった。

この話を実際に映像にしてたらそれはそれでシラケそうな感じはありましたが、最初あたりは具体的な映像がないので結構混乱します
たつ

たつ