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アヴリルの恋のmjnkのレビュー・感想・評価

アヴリルの恋(2006年製作の映画)
1.8
仏映画。公開時に映画館で観賞。
舞台は南仏。人里離れた修道院で育った主人公アヴリルは、修道女としての忠誠を誓う目前に実の兄がいることを知り、兄を捜すため2週間の旅に出るが…といった内容。

とにかく映像美。修道院の場面はまるでフェルメールの絵のよう。色褪せていて美しい。修道院を出てからも「南仏っていいなぁ」とうっとりできます。

しかし後半、急激にストーリーが複雑化。どうした、どうしたことだ。「こういう事をさせたい、言わせたい」というラストへ向かってひた走っているような印象で、完全に置いていかれてしまい残念な気持ちに…。
ピエール役のニコラ・ドゥヴォシェルは素敵でした。
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