娯楽映画として、よくできている。ロバート・ダウニーJr.のホームズは、今までのホームズのイメージを変えるものだが、それが、かえって良い。ダメキャラが、憎めなくて好感が持てる。また、ジュードの演じるワトソンが、それを支えていて、お見事。(2014.4.16)
再鑑賞後、以下、レビュー加筆
(2021.1.4)
ベネディクト・カンバーバッチ主演のBBCドラマ「シャーロック」シリーズを観終わってから、再び、こちらを見ると、シャーロックの偏屈ぶりが、こちらの方が緩く感じるし、ワーナー社が作っただけのことがあって、一般受けする作りだなと実感する。
しかし、どういう経緯で、ロバート・ダウニーjrが、シャーロック役に選ばれたのだろう。公開当時は、この配役で楽しいと思っていたけれども、最近、イギリス映画を多く観ているので、やっぱり、イギリス人の俳優に演じてもらいたかったと思ってしまう。ロバート・ダウニーjrは、イギリス英語のアクセントを訓練して臨んだそうだけれども、コテコテのイギリス人の発音では、やっぱりなかった気がする。とは言っても、ロバート・ダウニーjrのシャーロック、嫌いじゃない。
ジュードは、何度観てもいい(ファンだから、甘い)。