主演クリント・イーストウッド。古い映画だと思ったけど、この時点で結構年配に見えるなと思って制作年を調べたら1979年。え？！今もバリバリ活躍してる印象のイーストウッドさん、今何歳だっけ？とさらに改めて調べてしまう。凄いな～、キャリアの長さにクラクラする。
脱獄自体は実話に基づくので難癖をつけても仕方がないけれど、脱獄準備に相当な日数をかけているはずなのに、映画だと随分早く達成している印象を受けてしまい、呆気なく感じてしまう。
それと準備に必要な物品をわりと簡単に手に入れているので、そもそも刑務所の老朽化した建物および職員と警備体制に問題があったとしか思えず、この事件が起きてから間もなく刑務所が閉鎖されたということが、一番納得できる事実という気がしてならない。
同ジャンルで、みんなが大好きな「ショーシャンクの空に」は、自分にはウェットすぎてあまり好きでもないので、本作の淡々とドライなテイストが味わい深く、こっちの方が好きだ！と改めて好みを再確認。
