すとんこ

ミッション:インポッシブル2のすとんこのレビュー・感想・評価

3.5
DVD所有
Blu-ray所有(858円)

殺人ウィルスを世界にばらまこうとするテロリストの計画を阻止するために、我らがIMFのスーパー・エージェント″イーサン・ハント(=トム・クルーズ)″が、″不可能作戦″を実行するって話☆

ジョン・ウー監督の映画「男たちの挽歌」とか「フェイス・オフ」を観たトムが、「超カッケーから、オレもこんな映画作るぅ」って思い付きで撮った感じ(妄想・・・だけど多分あってる)。

監督のアイコンである、″二丁拳銃″、″ハト″、″スローモーション″を分断に取り入れて、誰が観ても紛うこと無く″ジョン・ウー印″の映画として完成してます。

本作の格闘シーンで披露された″ドロップキック″が、現在のプロレス界で一部の選手が使用する(オリジナルは闘龍門のSUWA選手)その名も″ジョン・ウー″というドロップキックになりました。

″殺人ウィルス・キメラ″と″そのワクチン・ベレロフォン″でもって世界を震撼させようとするテロリスト・アンブローズが今回の敵です。
彼は元々IMFのエージェントで、イーサンが多忙な時に替え玉として仕事をしていた(どんな設定だよ!)。
だからイーサンの″真似っこ″が得意!
で、そんな彼を止めるために今回のチームメイトとしてスカウトするのが、アンブローズの元カノで女泥棒の″ナイア″。
(あまりわたくし的に好みのタイプのヒロインではありませんでしたが、ノーブラで″B地区″が浮き上がっているのを見て、ムムッとなりました。眼福)
凶悪なテロリストであるアンブローズですが、このウィルス・テロ計画も企業乗っ取りの金目当てだったり、元カノの裏切りを知って泣いちゃったりと、小動物的悪党で親近感を覚えますが人間的魅力は皆無。

今となっては、シリーズ内でも異色な作品で、駄作扱いされる風潮もありますが、名作とは言えないまでも、わたくし的に愛せる一本(* ̄ー ̄)☆
すとんこ

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