極黒の女子中学生

ミッション:インポッシブル2の極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

2.6
スローモーションは説明的・誇張的な演出なのでカー&バイクアクション(特に爆発するところ)やラストの銃を蹴り上げるところはハマってたが、それ以外は全て失敗していた。
特に室内の乱戦ガンアクションの醍醐味は【視聴者の理解は追いつかないが何故か面白い】ことなのでジョン・ウーお得意のスローが全て仇となっていたように思う。研究所内での乱戦は全てが説明的で野暮ったい
香港のギャング映画は規模感やシナリオのベタベタさを誤魔化すため仰々しくスローで撮るべきだし実際それが観客にウケて成功してたのだが、M:Iほどの大作×長尺アクション映画ではスローのくどさが喉に引っかかるので、カットを割りまくる近年のM:Iシリーズのが数段面白い

ノルマのように鳩がでてきたところは悔しいけど笑ったので許せる