LEO

ミッション:インポッシブル2のLEOのレビュー・感想・評価

3.6
元IMFの同僚アンブローズから殺人ウィルスを奪還する命令を受けたイーサンは、泥棒を生業としているナイアとチームを組むが目論見がバレてしまい作戦は失敗。
しかもイーサンを助けるためにナイア自身がウィルスを摂取し、更にはアンブローズに連れ去られてしまうが、同じチームのルーサーとビリーの手助けもあってアンブローズを射殺、特効ワクチンのベレロフォンによってナイアの命を救う話。

前作に比べスパイ色は薄くなったように感じるが、ハイテクアイテムやアクションは格段にパワーアップ。
特にPCなんかは4年前の前作に比べ、「たった4年でこんなに進歩したの!?」って感じ。

演出はジョン・ウーお決まりのスローモーションに二丁拳銃に鳩とふんだんで、特にスローモーションに関してはうるさいぐらいに使われている。
鳩なんか「薬作ってる場所に、こんなに不潔な鳩を入れる!?」って突っ込みたくなった。

さらには終盤のバイクアクションはバイクぶつけるのかと思ったら飛び降りてパンチとか訳わからんし、バイク降りつつ走るとか、スパイのくせに周りを気にせず銃打ちまくるとか爆破しまくるとか、まぁアクションで買われた監督という部分では面目躍如だったかもしれないけど、同じような演出ばかりで全体的なインパクトってあんまりなかったかも?
アクションには凄く力を入れてるのに、仕上がりはB級みたいな。

ストーリーは浅いけど、変装に次ぐ変装でかなりかく乱されたし、ミッション終了後にイーサンがナイアと「2人で消えよう」と人ごみに紛れていくのはカッチョ良かった。

まぁ何も考えずにスカッとするには最適な映画でした。
LEO

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