フローズン・リバーのあろはのレビュー・感想・評価

部落差別のように、特定の地域に蔓延る差別や非常識。

後の「ウィンターズ・ボーン」や「ウインド・リバー」に先駆けて、世間から見捨てられたような貧困生活と、それが引き起こす新たな不幸という負の連鎖を、"凍てついた川"を境界線のモチーフにして、普遍的な問いを突きつける。

引き返す勇気さえあれば、人生はいつでもやり直せる。

製作費100万ドル