にっきい

ヘルハザード/禁断の黙示録のにっきいのレビュー・感想・評価

3.1
典型的な外人顔のジェーン•シベット。

2016年4月17日に初めてレビュー書いてから早いものでもう1900作になりました。
何時も仲良くしてくださる皆さんありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。

チャールズ•ウォードの奇妙な事件の話し。
平成の始め頃まで大阪天神橋筋六丁目(通称天六)に天六シネ5ビルと言う映画館が5館入ったビルがありました。
実はメイン館のユウラクザには行った事がなくて、ポルノ映画館のコクサイかユウラク地下のどちらかは電車の始発まで仮眠とるのに1度行った事があります。
そして5階のホクテンザ1&2は今作含め3度行きました。
この映画館は連日オールナイト興行をやってたので、仕事が終わってから観に行って終電で帰ってきたものでした。
さて映画。
原作はクトゥルフ神話で有名なホラー小説の大家H・P・ラヴクラフト、監督は『エイリアン』や『スペース•バンパイア』の脚本を書いたダン•オバノン、そらもう期待するなって方がおかしいくらい。
実際Filmarksの平均点も高めなんですが…、初見の時の感想は「全然面白くない」でした。
でも今回改めて見直したらそれほど悪くない?
ストーリーは私立探偵が美人妻からの依頼で家を出て何か怪しい実験をしている夫を調べていくうちに、とんでもない真実を知る事になるって話し。
乱暴に言っちゃうと同じラヴクラフト原作でスチュアート•ゴードン監督の『死霊のしたたり』と同じく屍体蘇生に取り憑かれた男の顛末。
でも今作は科学ではなく過去の秘術的な感じ。
骨に秘薬を振りかけると周りに居る人間の肉をむしり取って復活する。
クレイアニメのガイコツがカクカク動くのは楽しいし、上手くいかなかった出来損ないたちのグロさも良かった。
でも私立探偵が殺人現場に出入りしたり、勝手に家を爆破したりとツッコミどころも多かった。
実験の全容が分かってからの後半は盛り上がったけど美人妻の回想を聞きながら捜査する前半が退屈でちょっと寝ちゃいました。

今朝の1曲
Rainbow『Lady of the Lake 』
ボクの大好きなバンドの1ッでヘヴィ•メタルを聴くようになったキッカケのバンド。
元々はギタリストのリッチー•ブラックモアのプロジェクトでアルバム毎にメンバーチェンジをしていたのに、どの時代にも素晴らしいアルバムを発表しているんだから凄い。
この曲(https://m.youtube.com/watch?time_continue=24&v=OUodkI3VsTw&feature=emb_title)は3枚目のアルバムの収録曲なんですが、ボーカルがローニー•ジェームス•ディオ、ドラムがコージー・パウエルと言う、所謂"三頭時代"の最後のアルバム。
バロック調のリッチーのギター、パワフルなコージーのドラム、表現力豊かなディオのヴォーカルが素晴らしい様式美メタルの1曲。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1991年
鑑賞回:ー
劇場名:天六ホクテンザ
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:105分
備考:過去鑑賞記録
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