素晴らしい作品だった。
夢は人生の宝物だと言ったピート。
高望みせず分相応に生きろ
愚かな夢は周りの人々に辛い思いをさせる
平凡に生きて平和で幸せな人生を生きればいい、と言った父。
周囲の環境に左右されず、己を貫き通したルディの精神力こそ才能だと感じた。
レギュラー選手が監督の部屋にユニフォームを出しにきた場面は、一際涙が止まらなかった。
そして、ルディを引き止めるためにフォーチュンが語った言葉が自分自身に刺さった。
途中で己から逃げてしまった自分にとって、フォーチュンの存在は自分を見ているようで作品の中で最も印象に残った。
「証明とは自分自身に対してすること」
この言葉を忘れずに生きたい。
人は理想のためならここまですることができるのだと、自分自身の心が引き締まった作品だった。